アンジュ・ヴィエルジュ2話

夜と魔法が支配する世界  ダークネス・エンブレイス
祈りと神々が守護する赤の世界  テラ・ルビリ・アウロラ
科学と電脳が管理する白の世界 システム=ホワイト=エグマ
武器と軍隊が統治する緑の世界  グリューネシルト
私たちの住む青の世界  地球

実家のような安心感のある開幕のナレーション・息を吸うようにお風呂に入っている天音たち.
第一回でも書いたように『聖戦ケルベロス聖刻のファタリテ』や『ユリシーズ ジャンヌ・ダルクと錬金の騎士』を思い出す始まりでとてもワクワクしますね.
やっぱり大事なのは謎ナレーションなんですよ.


ところで未だに他の世界のことも世界崩壊のこともなにもわからないわけですがきっと後の話で回収されるのだと期待しています.

じゃあこの回の感想を書いていきます.
もちろんまだ見ていない方々もこれから先見ることになると思いますのでネタバレは控えめに行きましょう.

遠征に行く優秀組と基地で待たされ天音たち.
今回のポイントの一つは紗夜と天音の関係ですね.
紗夜はいわゆる主席クラスになりたいと考えていて日々努力をしている.つまり意識が高い.
一方パートナーの天音は常にふわふわしていて意識が低くてのんびり行こうというタイプ.
正反対の2人ですね.もちろん意識の差が不穏を生み紗夜は天音に対して自分はもっと上に行きたい,それなのに天音は全然努力していないという態度を取りギスギスしていたところああいう展開になるわけですが.

この意識の差の問題は現実世界でもよくありますよね.
私はほのぼの生きていきたいので常に上を目指す優秀な人たちを凄いなあとみることしかできないわけですが.
いや意識高い人たちは尊敬しますよね.

 

 

私はアニメ見てゲームして生きていきたい.

「はじまりの可能性」

「はじまりの可能性」

 

2話の最後の引きは面白いアニメのそれなのに面白さを感じられなかったところにこのアニメの可能性を感じますね.
何を言っているのかわからないと思いますがつまりこういうことです.少し前の作品ですと『コード・ギアス』.ちょっと前ですと『ようこそ実力至上主義の教室へ』のようなアニメは引きが秀逸で次回がとても気になり引き込まれるアニメでしたね.
この2話も最後の最後に急展開で次回がどうなるんだとワクワクしてもおかしくないような引きでした...しかしなぜだろうか,引かれなかったのである.
みんなが面白い面白い言っていて「俺は違うぜ」というよくいる斜に構えオタクのような見方をしたわけでなく純粋に楽しんだ...そう思っていたはずが何かが足りなかった.
作画だろうか雰囲気だろうかBGMだろうかキャラだろうか.ただ,今まで適当に見ていたりBGMとか適当だなあ作画ひどいなあと思っていても「おお!」と次回が気になることもよくある話である.しかしこのアニメからはそれが感じられなかった.これは大きな問題である.
私のアンジュ・ヴィエルジャ―としての能力の低さを思い知らされた.
また,自分のアニメへの姿勢がまだまだ甘かったのかもしれない.自分の未熟さにただただ涙を流すのみである.
アニメ…やはり奥が深い.

最後に何があったのか.是非みんなに見て頂きたい.